変わった楽しみ方



暖かく穏やかな三が日が過ぎようとしている。
家の中にいるのがもったいなくて、
一昨日、今日とジョギングをして汗をかいた。

さて、話は元旦の夜のこと。
例によってウィンフィルのニューイヤーコンサート。
私は、クラシックは全くの素人だが、
新年のこの時間は、ゆったりとした中でシュトラウス漬けになる。

実はここ2~3年、ちょっと変わった楽しみ方をしている。
演奏者総勢70人~80人ぐらいは居るだろうか、
中に演奏の機会の非常に少ない楽器の演奏者が居る。
ただ座っているだけの時間が長く、
カメラがとらえる演奏風景の中で、
いつもほとんど何もしていない姿が映る。
この演奏者を見つけるのだ。

ちょっと悪趣味だが、これが眠気覚ましに効く。
珍しい楽器の演奏者なので、
ちょっとクラシック(オーケストラ)に詳しい人なら、
どの楽器の演奏者が「暇」なのかはだいたい予想がつくだろう。
私は詳しくないので、これを見つけるのが楽しい。

もう一つは、観客席の和服探し。
必ず和服のご婦人を見つけることができる。
沢山見つけると、日本人として何となく嬉しいものだ。
ちなみに「紋付き袴」は見かけたことが無い。
あまり気にしてなかったかもしれないが。

一昨日も眠くなった時は、
この2つの楽しみ方で何とか凌ぐことができた。

「クラシック、いつの間にやら、子守歌」

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