ベストとは限らない



仕事をする上で、やり方を変えたり改善をすることに対し、
勇気が要ることが良くある。
ある意味、大きな決断である。
ことが大きかったり革新的な場合は尚更である。
私も何度かそういう場面に直面した。

その重い判断をするときに、いつも自分に言い聞かせることがある。
「今までがベストとは限らない」ということだ。
数学のように、答えが決まってないなら変える必要はない。
だが、仕事は数学ではない。
答えは決まってないし、ベストかどうかも分からない。

目的を達成する方法は一つではないということだ。
今ベストであっても、もっと良い方法が有るかも知れないし、
ましてや、事業環境が変わったり技術が進化したりしたら、
ベストな方法も変わっていくし変わらなければいけない。

私は重い決断をする際迷ったら、
「今までがベストとは限らない」、を拠り所としている。
これで失敗しても、不思議と悔いが残らない。
そもそも問題意識を持って日々改善することは、
とても楽しいことである。

「方法を、変えて失敗、まあいいか」

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