どこを向いて仕事をするか



ほとんどの皆さんはパソコンを使って仕事をしていることだろう。
私も同様だ。
全てが手書きで始まった私の会社人生、
斯くも仕事環境が変わったものだと、たまに思う。

手書き生活の頃は、ひたすら下を向き仕事をしていた。
たまに顔を上げるのは、周りの人と話す時や気晴らしをする時、
もしくは天井を向いて考え事をする時だった。
パソコン時代の今日では、ほぼ常時顔を上げている。
前を向いて仕事をしているという状態だ。

前を向いて仕事をする時と下を向いて仕事をする時で、
微妙に感覚が違うことに前々から気が付いている。
下を向いて仕事をする時は、視野が限定され何となく集中できる。
じっくり考えたり構想を練ったりしたい時は、
パソコンに向かうより下を向いて紙に描きながらの方が、
自分の世界に入れるように思う。
大げさに言えば、自分の席にいながら隔離された空間を作り出す一つの手段。

常にパソコンを見ながら仕事をする癖がつき、結果として、
あまり集中して考える時間が確保できてないことに危機感を覚える。
最近は、考える時にはあえてパソコンから目を離し、
下を向くように心がけている。
ただし、人生は別だ。人生は常に前を向いて行かねば!

「近未来、はなし相手も、パソコンか」


追伸:前回のブログにコメント頂きました。ありがとうございます。

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