経営の目線

クリック課金だのサブスクだのトークンだの、
言葉の意味は分かるが、肌感覚でビジネス価値を理解できない。
新しい領域で局地戦では若手にはかなわない。
したがいこういう領域での単なるお金儲けなら、
仕組みも新しいわけなので、おじさんたちにはついて行けず、
若い人たちに軍配が上がる。

ただ、目線を変えるとちょっと風景は違う。
経営方針だとか理念だとか、会社のあるべき姿だとか、
長い目で見たときの社会性という要素が必要となる。
これには一定の知見や経験がモノを言ってくる。

更に、欲望のコントロールの観点では、
若い頃に比べてだんだんと物質的な欲が少なくなってくる。
ミドル世代ぐらいまでは相当欲があっても、
それがだんだんと物質的な欲が収まってくる。
欲は冷静な判断を邪魔し、判断基準などに少なからず影響する。

昨今のビジネスの世界は利益追求に走り過ぎるように思う。
ディジタル時代は利益総どりと言われる所以だ。
そういう時こそ、利益を上げるのは何のためか、
胸を張って答えられるかを考えた方が良い。
社会的役割をしっかり定義するには、それなりの時間がかかる。
若くして成功するより、成功はゆっくりが良いかも知れない。

「年の功?、政治を見ると、そうでもない」

この記事へのコメント