遠くで観る良さ

20日の午前0時過ぎ、ネットに注目した。
JAXA による SLIM の月面着陸の実況だ。
サッカーでイラクに敗れた当日なので、
リベンジ気分も入っていたような気がする。

結果は、見事成功(?)…だったようだ。
ご覧なった方も居たと思うが、
成功したのかどうか、その場で明確に宣言されるでもなく、
もやもやしたまま中継が終了。
サッカーのリベンジ感を味わうには今一つだった。

ところでこの月、昔から美しさが詩や歌に詠まれてきた。
その実像はゴツゴツした岩や砂であることは、
アポロ以来、映像や写真で周知のとおりだ。
遠くで見てからこそ美しいのだが、
近くで見るとなーんだとなる。

地球はどうか。
どこか遠くの星から、地球を愛でている宇宙人がいたら、
青く美しく、歌にでも詠んでいるかもしれない。
その美しい(はずの)地球に実際行ってみたら、
なんだこれは、とならないか心配だ。
戦争、犯罪、環境破壊等々、月のゴツゴツ岩より始末が悪い。

「月へ移住、ウサギと共存、できるかな」

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