申告制への疑問

どれだけ損している人がいるだろうか。
申告が必要なものはざっと調べただけでも以下。
保険、高額医療費控除、年金、各種手当、各種控除、給付金、助成金、
細かい話では会社への交通費請求なども。

交通費は忘れることはないだろうが、
助成金や控除などは制度を知らなかったり忘れていたりと、
とりっぱぐれはかなりあるんじゃないか。
このまま申告制で良いのだろうか。

うがった見方をすると、コスト削減の手段にも思える。
申告してこなきゃ払う義務は無いと。
民間/行政の違いは有れど、保険でも控除でも助成金でも、
必要コストは本来は見積もられているはず。

申告せずともサービスが得られる方法を考えるべきだ。
行政的サービスならマイナンバーで有機的に結合すれば、
何かに紐づいてプッシュ型が可能になりそうだ。
民間サービスならプッシュ型は難しくても、
対話型ＡＩを使いやすくするなどでアシストできそうだ。
弱者の目線で仕組みを再構築する必要がある。

「手続きを、わざと難しく、してないか」