インボイス制度の問題点

2023年10月にスタートしたインボイス制度、
もうすぐ半年になる。
そのうち問題になるだろうと思っていたが、
不思議と大きなトラブルや反発が聞こえてこない。
我社はこのインボイス制度の被害者だ。

ハッキリ言ってこの制度の建て付けはナンセンスだ。
下請けが免税事業者なら、発注額に消費税を乗せて発注した上で、
免税事業者の消費税まで発注者が負担しなければならない。
発注側は消費税分の二重支払いとなる。
こんなバカげた話がまかり通っている。

零細な下請けに適用される免税事業者特権、
実は下請け以上に発注者の方が厳しい場合だって多い。
下請けの保護なら還付を活用すればよいはずだ。
商流に関わる全ての関係者がまず法律に則って処理し、
後から弱者を還付で救う。
これが正しい建付けだろうに。

発注者に責任を擦り付けた上に、下請けに強い態度に出るなと。
発注者は泣き寝入りしろということだ。
こんなバカげたことがあってよいものか。
なぜかこういう声があまり湧き上がってこない。
2年半後には被害額が2.5倍になる!

「ふざけんな、いくら何でも、あんまりだ」

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