吸収効率を上げられないか

コロナやウクライナ問題から食料生産と流通が混乱して、
世界的な食料危機となっている。
日本はいろいろな食物の自給率も低く、
長いこと課題となったままだ。

やれ増産だ、やれ調達先の確保だと、
必要量を賄うのに血眼だ。
それはそれで正しいが、別の方法はないだろうか。
増産や輸入ばかりに目を向けるのではなく。

魚や植物は、今まで捨てていたものを食材にしていると聞く。
ミドリムシもクッキーなどになっている。
駆除した動物はジビエとして活かされている。
藻類も栄養価が高いそうだ。
だがこれらもいずれも調達手段の模索だ。

調達努力に加え、食料の消化・吸収効率を上げられないか。
栄養素やカロリーの吸収効率を上げられれば、
調達とのハイブリッド戦略が可能になるのでは。
どうすれば吸収効率を上げられるかは分からないが、
吸収しないで排出する“ロス”を減らせれば、
必要量も少しは抑えられるのではないかと思う。

「朝藻類、昼ミドリムシ、夜ジビエ」

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