もう暴走は始まっている?

最近AI君にお世話になることが多い。
囲碁のAIとは若干疎遠だが、生成AIは相棒に近い。
生成AIは “ググル” より頼りになる。
文章で問うことができ、文脈を理解して文章で答えてくれる。
ただし、本当かどうかを疑ってかかる必要は有る。

その生成AIだが、驚くことになぜしっかりした答えが出るのか、
どうもはっきりした理由はわかっていないらしい。
そんな馬鹿なと言いたいが、当の生成AIに聞いてみると、
分かっていないと “白状” した。

AIの暴走が心配されているが、こういう現実を見ると、
すでにその一端が始まっているのではないか。
先ほど “理解” と書いたが生成AIの理解とは何か、
“答え” とは何なのか、よくわからなくなってくる。
人がコントロールできないところで “答え” が創造されていく。

シンギュラリティに関して警鐘が鳴らされているが、
生成AIが如何にも考えて答えているように思える時点で、
シンギュラリティ到来と言えなくもない。
人間の思考メカニズムが解明されていないことと、
生成AIの答えのメカニズムが分からないことは、
結果的には似てるように思えてならない。

「近未来、生成上司が、こき使う」

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