オリンピックは“総合的”に戦う時代?

何とも運営にフラストレーションがたまる試合の数々だった。
柔道に始まり、バスケットボール、スポーツクライミングなどなど。
あまりにも公正さが失われた感がある。
メダルが国威発揚につながるためか、
見えない力が働いていたような違和感があった。

オリンピックで何を目指し、オリンピックに何を求めるか、
出る人も見る人も冷静に考えたい。
スポーツマンシップに則り感動を与えることか、
勝ち負けに執着しメダルを取ることに専念するか、
どうも後者に比重があるような気がする。
だからなおさら、正々堂々戦い感動を与えた勝負は尊い。

もしメダルに固執するのであれば、総合的に戦う必要がありそうだ。
審判をどう味方につけるか、ルールをどう有利に使うか、
勝ちに徹する工夫は場外戦にも及びそうだ。
それで取ったメダルにどういう価値があるかは分からないが。

今回のオリンピックを見て、昔のプロレスを思い出した。
スリーカウントの体制になったときに、
あろうことか、レフリーが上に乗って一緒に抑えた。
でも、ショーならこれ以上面白い演出はないけど。

「史上初とか久々とか、まじすごい」

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