分かろうとする

知らないことを知ろうとすると、かなりエネルギーが要る。
仕事では利害や成績に直結する場合、
否が応でも知ろうと努力する。
そうでない場合はエネルギーを使ってまで努力はしない。

お年寄りのスマホ嫌いなどはその典型かも知れない。
分からないのではなく分かろうとしない。
これはお年寄りのスマホに限らず、若者にも中堅にも共通し、
新しいことや知らないことへ向き合うときに、
一般的にはどうしても腰が引けてしまう。

チャレンジングな人には問題ないかもしれないが、
知らないことへの恐怖心が先に来る人は、
わからないことへの忌避感が大きい。
根気、自尊心などの邪魔する要素に、好奇心が勝れば良いのだが。

ちょっとその気になれば分かることも多い。
一歩だけ自分から中に入れば周囲が助けてくれることもある。
一方、分かろうとする気持ちがないと前には進めない。
馬が水を飲むかどうかは馬次第ってことだ。
あれこれ述べたが、これ全て自分への戒めだ。

「分かるかな、分かんねぇだろなって、知ってる?」

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