分かろうとする

分からないことを分かろうとすると、
かなりエネルギーが要る。
仕事では利害や成績に直結するような場合、
否が応でも分かろうと努力する。
そうでない場合はエネルギーを使ってまでは、
分かろうとはしない。

チャレンジングな人は好奇心がエネルギー源だが、
普通の人はそうは行かない。
分からなかったらどうしようという恐怖心や、
聞いたり読んだり考えたりすることが億劫だったり、
それらが分からないことへの忌避感につながる。

お年寄りのスマホ嫌いなどは良い例だ。
分からないのではなく、とにかく逃げる。
お年寄りに限らず若者でもミドルでも、
新しいことや分からないことへ向き合うときに、
どうしても腰が引けてしまう。
斯く言う私もご多分に漏れずだが。

ちょっとその気になれば分かることも多いし、
一歩だけでも踏み込めば、結構周囲が助けてくれる。
最近では生成AIなども助けになる。
もっとも、生成ALの使い方が「分からない」かも。

「分かるかな、分かんねぇだろなって、知ってるかな?」

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